私たちの生活に長く欠かせない存在だったテレビ。
そんなテレビですが、近年は若い世代を中心に視聴習慣が大きく変化しているようです。
NHK放送文化研究所が発表した最新調査では、20代の7割、30代の6割近くがテレビをほとんど見ないという結果が明らかになりました。
なぜテレビ離れがここまで進んでいるのでしょうか。
今回はNHK調査の結果をもとに、その実態や背景について詳しく見ていきましょう。
テレビ離れが加速している実態とは?

長年多くの人に親しまれてきたテレビ。そんなテレビですが、本当に視聴離れが進んでいるのでしょうか。
NHK放送文化研究所の調査によると、16~19歳と20代では約7割、30代では約6割がテレビをほとんど見ないと回答しました。
調査は全国から無作為に選ばれた10歳以上の人を対象に実施されました。
平日に15分以上リアルタイムでテレビを視聴した人の割合は71%でした。
前回調査の79%から大きく減少しています。
さらに10代から70代以上まで、すべての世代で視聴率が低下しました。
これは現在の調査方式となった1995年以降で初めてのことです。
テレビ離れが加速している実態は、多くの世代に共通して見られる傾向だったようです。
若い世代がテレビを見なくなった理由は?

日々新しい情報に触れている若い世代。そんな若い世代ですが、なぜテレビを見なくなったのでしょうか。
NHK放送文化研究所は、インターネット動画やSNSの利用拡大が大きな要因と分析しています。
現在ではスマートフォン一台で動画やニュースを手軽に楽しめます。
YouTubeや動画配信サービスでは、自分の好きな時間に好きな内容を視聴できます。
SNSではリアルタイムで最新情報を得られます。
テレビのように放送時間に合わせる必要がない点も支持される理由の一つです。
若い世代がテレビを見なくなった背景には、インターネット中心の生活スタイルへの変化があるようでした。
テレビの利用時間はなぜ増えているのか?

幅広い世代に親しまれてきたテレビ。そんなテレビですが、視聴者が減る一方で利用時間は増えているのでしょうか。
テレビの平均利用時間は3時間14分となり、前回調査の3時間1分を上回りました。
一見すると矛盾しているように感じます。
しかし調査では70歳以上の利用時間が増加していました。
高齢世代は依然としてテレビを主要な情報源や娯楽として活用しています。
そのため若年層の視聴減少を高齢層の長時間視聴が補う形となっています。
テレビの利用時間が増えた背景には、高齢世代の視聴習慣が大きく影響していたようです。
テレビ業界の今後はどうなる?

長年社会に大きな影響を与えてきたテレビ業界。そんなテレビ業界ですが、今後はどのように変化していくのでしょうか。
全世代でテレビ視聴者の割合が減少したことは、業界全体にとって大きな転換点といえます。
テレビ局各社はインターネット配信サービスの強化を進めています。
見逃し配信や同時配信なども一般的になりました。
今後は放送とネットを組み合わせたサービスがさらに重要になると考えられます。
若い世代との接点をどのように増やしていくかが課題となりそうです。
テレビ業界の今後は、デジタル時代に対応した新たな視聴スタイルの構築が鍵になりそうでした。
まとめ
NHK調査では20代の約7割、30代の約6割がテレビをほとんど見ないことが明らかになりました。
背景にはインターネット動画やSNSの普及があります。
一方で高齢世代の視聴時間は増加していました。
テレビ業界は今後、ネットとの融合をさらに進めることが求められそうですね。
この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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